吉本芸人の闇営業問題について

先日ロンドンブーツ１号２号の田村亮が相方の敦の協力もあって、局所的ながら仕事に復帰しました。片や雨上がり決死隊の宮迫博之は明石家さんまの助力による復帰の話は出たものの、未だに復帰の目途が立ってないようです。

謹慎するまではお笑い芸人としてのみならずドラマ・映画・アニメ業界など各所に引っ張りだこだった宮迫ともなれば、彼の親分的存在でもある松本人志などの助け舟か何かで結果的には何事もなかったかのように早期復帰するんかなぁと思っていたので、この展開は正直ちょっと意外でした。

そもそも事の発端となったいわゆる闇営業問題ですが、営業先が反社だったということを除けば事務所を通さなかったとかどうとかいう問題は当人たちと事務所の問題であって、まぁそれもイチ社会人としてどうなのかとは思うのですが、当人間で話し合えばいいことであって、正直世間にあそこまで叩かれることではないと思います。

問題なのはやはり営業相手が反社だったってことで、明らかに悪いお金をもらったんだから、知らなかったとはいえ許されることではないです。

確かに知らなかったのなら気の毒ではありますが、本来なら絶対通すべき会社を通さなかったこと、また現場の雰囲気で何となくでも怪しいと感じ、後日にでも何かしらの行動に出なかったその軽率さは十分に叩かれてしまう理由になり得ます。

ただ余談ではありますが、かの伝説の芸人上岡龍太郎氏も仰っていましたが、芸人は普通のサラリーマンみたいに働きたくない、（語弊はありますが）楽して金儲けしたいという人種ということなので、その辺に対して常識的な感覚は一般人と違うところがどうしてもあるのかもしれません。そこに一般常識を求めるのは少し酷なのかもしれませんね。でもダメなものはダメ、絶対！

例の闇営業に関しては２人のみならず多数の芸人が参加していたらしく、そのリストにはかつて一世を風靡したレイザーラモンＨＧや売り出し中だったガリットチュウ福島など結構な面子から正直誰だかわからん芸人まで様々載っていました。

しかしやっぱりことがあれだけ大きく報道されていたのは、テレビでも露出度の高く影響力の高いあの２人が関わっていたからでしょう。そういう意味ではやっぱりその分２人は他の若手芸人より罪が大きくなってしまうのは仕方ないです。

他の芸人に関しては２人が各所に嘆願したこともあり、現在既に復帰はできているそうです。そして冒頭でも述べた通り、ロンブー亮も復帰しました。宮迫だけが復帰未定な状態で、こども食堂などボランティア活動を続けているそうです。宮迫も近々復帰なのではという噂もあります。

あの問題に関して、特に２人について管理人として思ったのは、いくらなんでもやっぱり「あんたら軽率すぎだろ・・・」って思いました。

よく知られているように芸能人の、それも売れっ子の収入は一般人では想像もつかないほどらしく、実際宮迫や亮なんてテレビじゃ見ない日がないくらいだったんだから、そりゃもうすごい額の金額をもらっていたことは想像つきます。その上で闇営業言ってるんだから。

例えば若手が明日食うのにも困って仕方なく・・・とかじゃないので。（もちろんだからいいというわけじゃないんですけど）まぁ擁護しようはないなぁとは思いました。

宮迫に関しては知名度や露出度にイマイチ比例せず、ネットでの叩かれようを見ても好感度はあまり高くないみたいですが、何だかんだで各業界に多大な貢献をしてきた人だと思うので、ある程度は本人の希望に沿った結果になってほしいです。彼に関してはそれ以前に起こしたオフホワイト騒動の件もあるので、その分厳しい目で見られてしまうのは仕方ないとは思いますが・・・